Webライターの案件例と受注方法|仕事内容と単価についても解説!
Webライターを始めたいと思っても、どのような案件があって、どのような方法で受注すれば良いのかわからない方も多いでしょう。
Webライターが案件を獲得するためには、主に以下の方法があります。
・クラウドソーシング
・求人サイト
・直接応募
この記事では、上記で挙げた募集媒体についてくわしく解説します。この記事を最後まで読むことで、どの募集媒体を利用すべきか、どのように案件を受注すれば良いのか分かるため、参考にしてください。
Contents
Webライターの案件例:クラウドソーシング編
クラウドソーシングは、初心者のWebライターでも案件を受注しやすい方法です。Webライターとして受注できるライティングの案件数が多く、報酬の未払いを防ぐ仕組みがあります。
初めてWebライターとして活動する方は、クラウドソーシングから案件を受注するのがおすすめです。また、クラウドソーシングサービスによって受注できる案件が変わるため、可能であれば複数登録すると良いでしょう。
クラウドソーシングでおすすめのサイト5選
クラウドソーシングでおすすめのサイトは以下の5つです。
・クラウドワークス
・ランサーズ
・ママワークス
・シュフティ
・サクラサクワークス
それぞれの特徴を解説するので、参考にしてください。
クラウドワークス
クラウドワークスは、日本最大級のクラウドソーシングサービスです。ライティングをはじめ、プログラミングやデザイン・動画編集など、さまざまな仕事を受注できます。
案件は以下の形式があります。
- タスク形式:単純作業を複数人が同時に取り組む、やり取り不要で初心者でも気軽な形式
- コンペ形式:不特定多数の応募から採用された場合に報酬を受け取れる形式
- プロジェクト形式:クライアントと契約を締結し、納期や報酬などを事前に決めて取り組む形式
Webライターのライティング案件は、プロジェクト形式で受注するのが一般的です。
圧倒的な案件数と仕事の種類があり、初心者から上級者まで幅広いスキルの方が利用できるのがクラウドワークスの魅力といえるでしょう。
ランサーズ
ランサーズは、クラウドワークスに次ぐ規模のクラウドソーシングサービスです。クラウドワークスと同様に、ライティング以外にも幅広いジャンルの仕事が受注できます。
受注形式はクラウドワークスと同様で、以下のとおりです。
- タスク形式
- コンペ形式
- プロジェクト形式
ランサーズにはランク制度が設けられており、ランサーズ上で経験を積むことでランクが上がり、クライアントから案件を受注しやすくなるのが特徴です。
また、ランサーズにはパッケージとして、あなたのスキルや経験を出品・販売できる機能があります。パッケージの商品内容や価格・プランなどを設定することで、希望の条件での受注につなげられるのがメリットです。
ランサーズは案件数が多く、初心者でも利用しやすいクラウドソーシングサービスといえます。
ママワークス
ママワークスは、在宅で働きたい主婦向けの求人WEBメディアです。主婦やママに特化しているため、在宅ワークが中心の案件が多い傾向があります。
ライティングやデータ入力・営業・コールセンター・デザイナーなど、幅広い仕事が掲載されており、雇用形態や契約形態を選択可能です。
また、電話やメールでの仕事のマッチングや、プチカウンセリングを利用できる特徴があります。これからWebライターとして活動したいと考えている方は、無料で相談できるため、一度サービスを利用してみるのがおすすめです。
シュフティ
シュフティは、主婦の方や副業を考えている方へ向けたクラウドソーシングサービスです。また、女性だけでなく、男性も利用できます。
受注形式は以下の2つを選択可能です。
- タスク形式
- プロジェクト形式
シュフティにも、ライティングや営業・カスタマーサポート・デザイン・翻訳など、幅広い分野の仕事があります。
スキルが不要で、アンケートや簡単なデータ入力の案件は、まとまった時間が取れなくても、あなたのペースで働けるのがシュフティの特徴です。隙間時間を活用して無理なく利用できるため、クラウドソーシングを利用してみたい方は、一度試してみると良いでしょう。
サクラサクワークス
サクラサクワークスは、Webライターや動画編集・クリエイターなどのWebマーケティングに特化したクラウドソーシングです。担当ディレクターが間に入るため、クライアントとの直接のやり取りは基本的に不要で、受注した案件に集中できるのが特徴になります。
また、ライティングは文字単価2円以上の高単価案件が多く、システム手数料がないため、得られる報酬が高くなるのが魅力です。
クライアントとのやり取りに不安がある場合や、実力を上げて収入を増やしていきたいと考えている方には、サクラサクワークスをおすすめします。
クラウドソーシングサイトの案件例
クラウドソーシングサイトには、以下のようなさまざまな案件があり、Webライター以外の仕事も受注できます。
・ライティング・記事作成
・デザイン
・動画・映像・アニメーション
・ホームページ制作・Webデザイン
・ビジネス・マーケティング・企画
・事務・カンタン作業
・事務・ビジネスサポート・調査 など
また、Webライターと一括りにしても、執筆する内容はさまざまで、以下のようにカテゴリや仕事内容・クライアントによって文字単価が異なります。
カテゴリ | 仕事内容 | 単価例 |
オウンドメディア記事 | 企業が自社で持っているメディアの記事執筆 | 0.5円~3.0円以上 |
レビュー・セールス記事 | 商品・サービスの紹介記事の執筆 | 1.0円~2.0円 |
個人ブログ記事 | 個人のブログの記事執筆 | 0.1円以下~1.5円 |
また、金融や不動産・介護・美容など、執筆する記事には多くのジャンルがあります。
クラウドソーシングサイトがおすすめの人
クラウドソーシングサイトには初心者向けの案件が数多く掲載されているため、初心者の方や副業したい方も受注しやすく、おすすめです。初心者でも受注できる案件にしぼって検索し、応募することで、実績を作れます。
最初のうちは、クラウドソーシングサイトの使用方法に戸惑うかもしれません。そのため、まずは1つだけ登録し、使い方に慣れましょう。1つのサイトの操作に慣れたら、複数のクラウドソーシングサイトに登録し、より多くの案件に応募するのもおすすめです。
クラウドソーシングサイトには、多くのカテゴリ・ジャンルの案件が掲載されており、幅広い分野に挑戦できます。はじめのうちはジャンルを問わず、応募してみましょう。
さまざまな記事を執筆することで、あなたに向いているジャンル、向いていないジャンルを見極められるかもしれません。
クライアントの多くはレギュレーション(記事執筆のルール)を定めています。継続受注につなげるために、レギュレーションをしっかり読み、遵守しながら執筆してください。
Webライターの案件例:求人サイト編
クラウドソーシングサイトの他に、求人サイトでも案件を獲得できます。転職のイメージが強い求人サイトですが、Webライターを募集していることが多いため、あわせてチェックしておきましょう。
求人サイトのおすすめ3選
Webライターの案件を探す場合の、おすすめの求人サイトは以下の3つです。
・indeed
・求人ボックス
・Webライターズバンク
雇用形態や働き方・条件を絞って検索できるため、あなたに合った案件を見つけられるでしょう。
求人サイトによって募集している案件が変わるため、それぞれ登録してチェックするのがおすすめです。あなたにマッチした求人に応募できるように、求人情報をしっかりと読み込みましょう。
求人サイトの案件例
求人サイトでは、業務委託以外にも、アルバイトやパート・正社員など、雇用形態が選べます。
求人サイトの案件例は以下のとおりです。
・業務委託:月給5万円~30万円(執筆本数による)
・アルバイト・パート・派遣社員:時給1,200円~2,200円程度
・正社員・契約社員:年収20万円~700万円程度
雇用形態によって報酬が大きく異なり、正社員であれば高収入が期待できます。
求人サイトがおすすめの人
求人サイトはまとまった収入を確保したい方や、時給で安定して稼ぎたい方におすすめです。時給や月給での募集が多いため、本業に近い形でWebライターとして活動することになるでしょう。
特化しているジャンルを持っている・執筆経験が豊富な方は、求人サイトで案件を探すことで、高収入が期待できます。
Webライターの案件例:直接応募編
企業のサイトやSNSで直接応募して、案件を獲得する方法もあります。直接応募する際には、あなたを知ってもらうための経歴や過去の執筆実績をまとめたポートフォリオを用意すると良いでしょう。
直接応募の案件例
直接応募の案件は、応募するメディアによって、文字数や単価、画像選定・入稿の有無などの仕事内容・条件が大きく変わります。そのため、こちらで紹介する案件例は、あくまで参考にしてください。
仕事内容 | 月間執筆記事数 | 報酬 |
テーマパークの記事執筆 | 3~30記事 | 記事単価1,200円~2,200円 |
食にまつわる記事執筆 | 4~8記事 | 時給1,200円~ |
ニュースの記事執筆 | 自由 | 記事単価4,000円~1万5,000円+インセンティブ |
記事単価・文字単価など企業によって報酬形態が異なる他、インセンティブが発生するところもあります。
直接応募のメリット
直接応募は、クラウドソーシングサイトよりも単価が高く、手数料がないため、報酬も多くなる傾向があります。また、長期的に取引できるため、毎月安定した収入を得られるのがメリットです。
記事の品質が評価に直接つながるため、高品質な記事の納品を続けることで、単価アップが見込めます。直接応募は、ライターとしてのキャリアを積み上げることにもつながるでしょう。
直接応募のデメリット
直接応募は、営業のハードルや、求められる記事の品質がクラウドソーシングサイトよりも高いことがデメリットです。直接応募で案件を獲得するためには、Webライターとしての経験を積む必要があるでしょう。
また、報酬が支払われないリスクや、業務内容が想定と異なる場合があります。信頼できる企業かどうか、また、業務の内容を事前によく確認してください。
直接応募に向いている人
以下のような人が、直接応募に向いているでしょう。
・Webライターとして独立して収入を安定させたい
・セールスライティング・SEOライティングなど特化したスキルを持っている
・医療・介護・美容など書きたいジャンル・特化したジャンルが明確にある
直接応募はWebライターとして経験を積み、スキルを持っている方におすすめです。
Webライターに関するよくある質問
副業Webライターに関するよくある質問は以下のとおりです。
・Webライターはどんな記事を書くのですか?
・Webライターでどれくらい稼げますか?
・Webライターに向いている人は?
それぞれ回答します。
Webライターはどんな記事を書くのですか?
Webライターが書く記事はさまざまで、主に以下のものが挙げられます。
・個人や企業のコラム記事
・取材記事
・セールスライティング記事
・メルマガ執筆 など
あなたが知りたいことをインターネットで検索したときに、表示されるWebサイトの記事を執筆するイメージです。いずれの記事でも、SEOライティングやセールスライティングの型を覚えることで収入が上がります。
文章力を上げたい方は、以下の記事を参考にしてください。
Webライターでどれくらい稼げますか?
Webライターは多くの場合、文字単価によって収入が変わります。
3,000文字を執筆した場合の収入は以下のとおりです。
・文字単価0.5円:1,500円
・文字単価1円:3,000円
・文字単価1.5円:4,500円
・文字単価2円:6,000円
・文字単価3円:9,000円
私の場合、初月は1万円、2カ月目は2万5,000円、3カ月目は5万円と、徐々に収入が上がっていきました。Webライターを続けていくうちに文字単価が上がるため、ひと月の収入も上がります。
最初は収入が少ないものの、継続しながらスキルを磨くことで、月収50万円以上も目指せるのが、Webライターの魅力です。
Webライターに向いている人は?
Webライターに向いている人の特徴は、以下のとおりです。
・文を書くのが好きな人
・情報収集が好きな人
・一人で黙々と作業ができる人
・好奇心旺盛な人
・独立志向の強い人
キーワードに沿ってリサーチし、記事にわかりやすく反映させるのがWebライターの仕事です。また、依頼された記事を納期までに納品しなければならないため、スケジュール管理をしながら進める必要があるでしょう。
Webライターはパソコンがあれば執筆でき、特別なスキルや資格は必要ありません。向いているかわからないと迷っている方は、一度挑戦してみるのがおすすめです。
Webライターとしての適性が気になる方は、以下の記事を参考にしてください。
まとめ:Webライターの案件内容は募集媒体によって変わる
Webライターの案件の内容は、クラウドワークス・求人サイト・直接応募などの募集媒体によって大きく変わります。それぞれの募集媒体の特徴やおすすめの人が異なるため、あなたに合った方法で案件獲得を目指しましょう。
初めてWebライターとして活動する方は、クラウドソーシングサイトがおすすめです。クラウドソーシングサイトで少しずつ経験を積んだ後に、他の募集媒体を利用すると良いでしょう。