【例文あり】Webライターの自己PR|仕事につながるコツやアピール方法

Webライターの自己PR

Webライターが案件を獲得するためには、自己PRの作成が欠かせません。他の競合ライターと差別化し、あなたの魅力をクライアントへアピールすることで、未経験でもWebライターとしての仕事を獲得できます。

しかし、どのように自己PRを書いたら良いのか分からない方も多いでしょう。

そこでこの記事では、Webライターの自己PRの作り方やコツ・注意点を、現役Webライターの私が解説します。この記事を最後まで読んで、成約につながる自己PRを作成してみてください。

未経験者Webライターの自己PR例文

自己PR例文

未経験者Webライターの方へ向けて、実際に筆者が使用している自己PRの例文を紹介します。

あなたのスキルや実情に合わせて、以下のテンプレートをもとに、あなただけの自己PRの内容を盛り込んでいきましょう。

〇〇(クライアント名)様、はじめまして。〇〇県在住の××(あなたの名前)と申します。

〇〇大学〇〇学科を卒業し、〇〇の資格を持っているため、今までの勤務経験や資格が生かせると思い、このたび応募させていただきました。

【自己紹介】
年齢:
性別:
ライティング歴:
現在の職業:

【過去の職歴】
20□□年に〇〇に入社し、〇〇の資格取得、営業成績全国〇位の成績をおさめ、退職しました。現在は本業で〇〇の仕事をしながら、Webライターとして活動しています。

【SEO記事のライティング経験】
KW「〇〇」検索□位
構成作成・本文執筆・入稿・画像選定・本文装飾
URL:https://~

月間□万PVの記事で□位複数あります。

【ポートフォリオ】
現在〇〇のブログを運営しております。
URL:https://~

月間□PV数でキーワード検索□位

【使用可能ツール】
記事作成ツール
WordPress
Googleドキュメント
Googleスプレッドシート
Word
Excel
PowerPoint
連絡ツール
Chatwork
Slack
Zoom
画像編集ツール
Canva

【スキル・資格】
構成作成
本文執筆
WordPress入稿
画像選定
文字装飾
〇〇資格

【稼働時間・対応可能本数】
1日□時間、平日の日中で週□~□時間程度稼働いたします。
5000文字の記事執筆を週に□本対応可能です。

連絡は平日・休日にかかわらず、□時間以内に返信いたします。

納期やレギュレーションを遵守し、丁寧に執筆させていただきます。ご検討いただきますよう、何卒よろしくお願いいたします。

「SEO記事のライティング経験」は、Webライターとして活動していく中で、記載できるようになったら記載してください。

上記のテンプレートをあなたオリジナルの内容に変更しながら、クライアントの募集要項をしっかりチェックして自己PR文を作成しましょう。

仕事につながりやすい自己PRの作り方

自己PRの作り方

仕事につながりやすい自己PRの作り方を解説します。自己PRは案件が獲得できるかどうかに直結するため、参考にしてください。

ライター歴や応募ジャンルの経験を記載する

Webライター歴や応募するジャンルの経験を記載しましょう。ライター歴がない場合には、応募するジャンルの実務経験や、それ以外の経験年数を記載するのがおすすめです。

健康ジャンルの執筆であれば看護師や介護士などの経験を、金融や不動産ジャンルでは銀行・保険会社勤務や不動産会社での経験をアピールすると良いでしょう。

私の場合は、注文住宅の建築経験があるため、不動産ジャンルの記事もよく執筆しています。このように、仕事とは関係ない経験であっても自己PRにつなげることが可能です。

あなたが過去に経験したことで記載できる内容があれば、積極的に盛り込みましょう。

知識やスキルを明記する

あなたが持っている知識やスキルを明記するのが重要です。

Webライターは記事の執筆以外にも、構成の作成やWordPress入稿・画像選定・文字装飾など、さまざまな作業があります。どの作業をどこまでできるかをクライアントに伝えなければ、合否の判断ができません。

あなたに仕事を依頼することで、クライアントがどのようなメリットがあるのかを伝えるためにも、知識やスキルをしっかり明記しておきましょう。

簡単なプロフィールと稼働時間を記載する

簡単なあなたのプロフィールと稼働できる時間を記載しておきましょう。クライアントはあなたがどのような人で、どの程度記事執筆の対応をしてくれるかを知りたいため、自己PRに記載してください。

また、連絡の対応時間を書いておくと担当者が連絡を取りやすく親切です。

箇条書きを使って情報を整理する

箇条書きを使って情報を整理し、クライアントが疲れないよう工夫するのがおすすめです。

たくさんの応募の中から数名のWebライターを採用するため、クライアントは1日に多くの自己PRを読みます。分かりやすくまとめることで、あなたの自己PRを最後までしっかり読んでくれるでしょう。

長い文章や改行が少ない文章は読んでいて集中力がなくなってしまいます。自己PRを最後まで読んでもらえるように、読みやすい工夫をするのが大切です。

Webライターが自己PRで自分らしさを伝えるコツ

自己PRで伝える自分らしさ

Webライターが自己PRで自分らしさを伝えるコツを解説します。

自分を採用すると得られる未来を伝える

あなたを採用することで、クライアントが得られる未来を伝えましょう。

私の場合であれば、過去の金融企業での勤務経験・FP2級・SEOの実績をアピールしています。営業でお客様に分かりやすく説明するのと同様に、読み手に分かりやすく伝える記事執筆を心掛けていることを伝えています。

また、FP2級を保有しており、金融ジャンルの記事執筆に特化してるWebライターです。SEOライティングの実績とともに、専門知識があり金融ジャンルであれば詳しい記事を執筆できます。このようにアピールできることをまとめておくのがおすすめです。

また、レスポンスの早さやレギュレーション(執筆ルール)を守る旨を伝えることで、より信頼してもらえるでしょう。いくら良い記事執筆ができても、なかなか連絡がつかなかったり、レギュレーションを守れなかったりするWebライターに依頼したくありません。

あなたにできることを伝え、記載したからにはきちんと行動に移しましょう。

興味や関心を持っている分野や出来事を伝える

応募する案件が興味・関心を持っている分野であることや、実際の出来事を伝えることで説得力が増すでしょう。競合となるWebライターと比較した際、案件に対しての情熱を伝えることで獲得につながります。

私も興味や関心を持っている理由や経験を自己PRに含めるように心掛けています。

ブログ記事で自分らしさを伝える

Webライターとして実績がない、あるいは少ない場合には、ブログ記事を執筆してあなたらしさを伝えると良いでしょう。ブログは好きなことを書けるため、自分らしさを伝るのに最適です。

あなたが書いたブログ記事のURLをクライアントへ共有することで、ブログ記事を読み、あなた自身を採用するかどうか判断してくれます。まだブログを開設していない場合には、無料ブログやWordPressで開設し、数記事執筆してみてください。

自己PRで未経験者Webライターがやりがちな失敗例

自己PRの失敗例

自己PRで未経験者Webライターがやりがちな失敗例を紹介します。

初心者ですがや勉強させてもらうと書いてしまう

事実であっても、初心者や未経験者であることは記載しないでください。自己PRには、あなたができることのみをしっかり明記するのが基本です。

Webライターは業務委託の仕事であって、勉強会ではないため、マイナスポイントの記載は控えましょう。クライアントにWebライターとしての経験を聞かれた場合には、ブログの執筆経験を伝えるのがおすすめです。

文章力を鍛えたいWebライターは、以下の記事を参考にしてください。

嘘をついてしまう

経験や資格・実績・できないことをできるなどと嘘をついてしまうと、後のトラブルにつながる可能性があります。また、嘘が発覚した場合にはクライアントからの信頼を失ってしまうでしょう。

Webライターはほとんどの場合、クライアントと顔を合わせることはありません。文章のみのやり取りになるため、誠実に接することが重要です。

クラウドソーシングサイトを利用する場合には、評価に直結するため今後の案件獲得が難しくなります。目の前の案件を獲得したくても、嘘をつくのはやめましょう。

コピペ文章を送る

コピペ文章を送ると、使い回していることがクライアントに伝わってしまいます。先述したテンプレートを参考に、あなた自身のテンプレートを作成しましょう。

さらに、応募する案件に合わせて毎回内容を修正していくことで、効率良く印象の良い自己PRが作成できます。コピペ文章では案件への情熱が伝わらないため、案件に合わせたオリジナルの自己PRを都度作成してください。

Webライターが応募理由を記載する際のポイント

応募理由を記載する際のポイント

案件に応募する際、応募理由をどのように記載すれば良いのか迷ってしまうかもしれません。

「他の案件よりも単価が高い」「他の案件より簡単そう」などとは書けないため、応募理由を考えるときは、以下の手順を踏むのがおすすめです。

1.クライアントのニーズを洗い出す

2.自分の経験と照らし合わせてアピールポイントを記載する

それぞれの手順を解説するため、参考にしてください。

1.クライアントのニーズを洗い出す

募集要項をしっかり読み込み、クライアントのニーズを洗い出しましょう。何を目的にWebライターを募集しているのかを把握することで、自己PRに反映できます。

クライアントのニーズに対して、あなたを採用することでクライアントがどのようなメリットがあるのかを伝えると良いでしょう。

2.自分の経験と照らし合わせてアピールポイントを記載する

応募する案件と自分の経験を照らし合わせることで、アピールポイントが明らかになるでしょう。

1つの案件につき募集人数が数名程度にもかかわらず、何十名ものWebライターが応募することも多々あります。

競合のWebライターの中でも、あなたに依頼したいとクライアントが思えるような差別化ポイントを記載することで、案件を獲得しやすくなるでしょう。

あなたの経験を洗い出し、アピールポイントとして自己PRに盛り込むようにしてください。

まとめ:未経験Webライターでも独自の自己PRは作れます

Webライター未経験でも、あなた独自の自己PRは作れます。あなたが今までに経験した仕事や学んだこと、興味があることを自己PRに記載することで、他のWebライターと差別化が可能です。

まずはあなただけの自己PRのテンプレートを作成してください。次に、案件の募集要項に合わせて内容を修正し、案件に合わせたオリジナルの自己PRを都度作成することで、案件獲得につながるでしょう。

注意しておきたいポイントは、多くの案件に応募してもなかなか採用されないことです。10件応募しても1つも採用されないこともあります。しかし、興味があるジャンルの案件には積極的に応募し、不採用であっても落ち込まないことが重要です。

仕事につながるまで、自己PRをブラッシュアップしながら諦めずに応募を続けましょう。

この記事を参考にして、あなたがWebライターとして活躍できることを祈っております。

投稿者

  • 高山さとみアイコン

    神奈川県に在住し、子育てしながら専業ライターとして活動。金融企業に勤めた経験から、金融と不動産ジャンルの記事を得意ジャンルとしている。FP2級、料理・パンのライセンス資格所有。

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